IPv6 Day の影響について
IPv6 Day は Internet Society(ISOC)が参加を呼びかけている世界規模のトライアルです。
IPv4 アドレス枯渇期を迎えたことを受け、IPv6 によるサービス提供に問題がないことを確かめ、問題があった場合にはそれを共有し、今後の課題解決に役立てることが目的です。
具体的には日本時間で 6 月 8 日午前 9:00 から 6 月9日午前 8:59 まで、サービスの提供者が一斉に 1 日 (24 時間)だけ自社のサービスを IPv6 対応にして、その影響を探ります。
5 月 30 日現在、google.com,youtube.com,facebook.com,yahoo.com など世界 289 サイトが参加表明しています。日本でも NEC ビッグローブや NTT コミュニケーションズグループ、Yahoo!Japanが参加表明しました。
■影響があるユーザー、アプリケーション
NTT 東西のフレッツ光サービスなどをご利用の方が、標準で IPv6 に対応した OS において発生する可能性があります。
- 標準で IPv6 に対応した OS
- Windows Vista、Windows 7
- Mac OS X(10.4以降)
- iOS(iPhone、iPad、iPod Touch)
- Android
- 現在、影響が確認されているアプリケーション
- Microsoft Outlook 2003,2007,Outlook2010
- Microsoft Internet Explorer 6,7,8
- Opera 10.10
- Android 2.1 標準ブラウザ(https アクセスした場合)(機種により異なる)
なお、マイクロソフト社では以下のページで情報提供を行っています。
- マイクロソフト社のIPv6関連情報サイトhttp://www.microsoft.com/japan/mscorp/mic/interop/ipv6ie.aspx
詳しくは
- 日本インターネットプロバイダー協会サイト http://www.jaipa.or.jp/ipv6day/index.html